Chapter 10

>>>免震構造とは

免震構造とは、建物と基礎の間に空間（免震層）をつくり、

免震装置（アイソレーター）で揺れを柔軟に受け止め

地震エネルギーを吸収する構造のこと。

非免震構造と比べて、地震による揺れを低減するだけではなく、

「ゆっくりと揺れて、ゆっくり戻る」ことにより「人」と「モノ」を守り、

震災後の建築建物維持機能を最大に発揮し貢献する装置。

免震において、さまざまなパーツを組み合わせることにより、

優れた免震性能を発揮する設計をyamayosiではおこなっております。

・LRB（鉛プラグ入り天然ゴム型免震装置）

荷重支持及び振動絶縁機能を担う積層ゴム。

エネルギー吸収機能としてのダンパーを一体化した免震装置。

・SSR（滑り天然積層ゴム型免震装置）

小地震時に積層ゴムが変形。大地震時にはベースプレート上を

滑る仕組みとなり建物に伝わる地震による揺れを小さくする装置。

・RB（天然積層ゴム型免震装置）

荷重支持・長周期化を担う積層ゴム。

LRBなど免震装置とダンパーと組み合わせ使用。

・粘性オイルダンパー

大地震時による水平方向の地震力をオイルの粘性によって効果的に

且つエネルギーを減袞するダンパーを建物に装備させることで

効果を最大限に発揮する。

yamayosiは、未来を見据えた安心、安全のために地震インフラにおいても

地質から調査し建物にあった質の高い「備え」をご提案いたします。