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株式会社 山義

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2017.08.17

木のお話

chapter 66

 

 

>>>木の部位

 

 

 

 

木は、1本の中から様々な部位に分けられ、

その部位にもそれぞれ特性があります。

 

 

年輪の中心を「樹芯」。

その回りの赤みがかった部分を「心材(赤身)」。

その外側を「辺材(白太)」といいます。

 

心材は生命活動を停止しており細胞が死んで変質したもの。

そのため腐りにくく、虫にも強いため耐久性に優れています。

 

辺材は柔細胞が活動しており、栄養分や水分が多いため心材よりも腐りやすくなります。

しかし、雨や風にさらされながら、何十メートルもの巨木を支えてきた辺材は、強度に優れています。

 

 

家を造るときの材料として、素材に求めることは「耐久性」と「強度」。

木は1本の中にその両方を兼ね備えているのです。

「心材」と「辺材」。

正確に使い分けることで、木の家はさらに長く安心して住まうことができるのです。

 

 

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