Chapter 123

>>>ふかし配筋

今回は地中梁天端から500になるようにふかし配筋を行います。

増打ち部は、躯体と一体化させる必要があるので躯体に対して鉄筋を定着させます。

あばら補強筋はあばら筋と同径、同ピッチに配筋していきます。

あばら筋は、梁のせん断補強筋です。

せん断補強筋は、部材のせん断耐力を高める鉄筋です。

あばら筋を増やすほど、梁のせん断耐力は大きくなります。

Chapter 122

>>>スリーブ補強筋

配管などを貫通するためのスリーブを配筋に取付ます。

スリーブの周辺には基礎を弱めないようにするため補強筋も入れています。

設備配管のためのスリーブ開口や人通口は基礎梁の欠損になるので

補強措置が必要となります。

Chapter 121

>>>スリーブ入れ

基礎のコンクリートを打設する前に

設備配管用の基礎貫通スリーブ入れを行います。

私も現場に出て作業を行いました。

あ、そういえば初登場ですね！！

今後ともよろしくお願いいたします。

Chapter 120

>>>JCIA中間検査

基礎の配筋工事を完了した段階で中間検査を受けます。

・杭の施工報告書

・杭芯のズレをプロットした伏図（ズレ100ｍｍ未満のエビデンス）

・鉄筋のミルシート

・鉄筋の圧接継手部の引っ張り強度試験データ

を用意して実際に現場で確認をいたします。

基礎の配筋はコンクリートを打設すると隠れてしまうので

しっかりと検査を行っていきます！！

Chapter 119

>>>ガス圧接継手

ガス圧接継手は、鉄筋端面同士を突合せ、軸方向に圧縮を加えながら

突合せ部分を酸素アセチレン炎で加熱し接合端面を溶かすことなく

赤熱状態にし、ふくらませて接合した継手です。

なんと加熱時、接合部材の最高温度は1300℃！！！