Chapter 126

>>>型枠工事

いつもblogをご覧いただきありがとうございます。

このblogの内容は現在進行中の共同住宅建築における過程を

ふだん見られない視点からリアルにお伝えしたく配信しております。

完成までお伝えしていきますのでお楽しみいただけましたら幸いです。

今回ご紹介するのは基礎の部分でコンクリートを流す前の過程で型枠を

鉄筋の廻りに組み込んでいきます。

そういった仕事をする方を「型枠大工さん」と呼びます。

組んだ鉄筋に沿って型枠を設置し、鉄筋を両側から挟むように設置します。

墨を打ったところに合わせて、精度と強度、垂直・水平に

注意をしながら型枠を建て込みます。

Chapter 125

>>>施工計画…….重機配置

本日は現在進行中の現場での施工計画についてご案内いたします。

建築作業を行うにあたり現場でのスペースは限られているので

施工効率を最大限に且つ安全に施工しやすいようには

どこになにをおいたらいいのか、どのような重機で最大限に

資材を運搬できるかを実際のモジュールと合わせて考えていきます。

全ては安全に地域の方にご迷惑をかけないよう課題を考慮し

品質向上のため日々取り組んでおります。

Chapter 124

>>>鉄筋

主筋とは梁においては上部と下部に水平に流れる太い鉄筋である。

梁などの水平部材内の上方に配置される主筋を上端筋という。

具体的に梁で見ていくと、梁主筋と言われる部分の中でも上部にある鉄筋で、

主な構造耐力を負担している鉄筋。

梁などの下部に配置される主筋のことは下端筋という。

梁等の横架材に使用する補強筋のことをあばら筋という。

主筋を取り囲むように包む補強筋で主筋がバラバラになったり、

剪断により破壊しないように、主筋の外周に主筋より細い鉄筋を一定間隔で巻き付けます。

Chapter 123

>>>ふかし配筋

今回は地中梁天端から500になるようにふかし配筋を行います。

増打ち部は、躯体と一体化させる必要があるので躯体に対して鉄筋を定着させます。

あばら補強筋はあばら筋と同径、同ピッチに配筋していきます。

あばら筋は、梁のせん断補強筋です。

せん断補強筋は、部材のせん断耐力を高める鉄筋です。

あばら筋を増やすほど、梁のせん断耐力は大きくなります。

Chapter 122

>>>スリーブ補強筋

配管などを貫通するためのスリーブを配筋に取付ます。

スリーブの周辺には基礎を弱めないようにするため補強筋も入れています。

設備配管のためのスリーブ開口や人通口は基礎梁の欠損になるので

補強措置が必要となります。